【終活辞典】タ行 デジタル遺品【葬儀終活の専門用語】
更新日: 2024.09.11
【終活辞典】タ行
『デジタル遺品』 ―でじたるいひん―
デジタル遺品とは、
デジタル機器に保存されたデータやアカウントを作成したデジタルサービスのことである
法的な定義があるものではないですが、大きく分けるとオンラインのものとオフラインのものがあります。
オフラインのものは簡単に言えばスマホなどに保存されてる写真や文書といったデータのことで、基本的には相続人が処理すればいいものになります。
オンラインのものはSNSやクラウドサービス、ネット証券といったインターネット環境を前提にしているもので、アカウントを作成する「契約」がベースにあるものです。
ということはサービスを提供をしている第三者が存在するということで相続人だけで処理することができないものであり、
何がデジタル遺品に入ってくるのか、また自分が普段使っているものが契約によるものかどうかということを理解していない人も多く、
デジタル遺品を整理する際に骨を折るのがこの契約の部分になってきます。