【終活辞典】サ行 死後離婚【葬儀終活の専門用語】
更新日: 2024.09.18
【終活辞典】サ行
『死後離婚』 ―しごりこん―
死後離婚とは、
亡くなった配偶者の親戚との関係を終わらせる手続きのことである
正式には、「姻族関係終了届」といいます。
どちらかが亡くなった後では離婚というものは成立しないので、あくまでも配偶者の親や兄弟、つまり義理の親戚との縁を切る手続きのことになります。
特に女性の場合
元々義実家との不仲であったり、夫自身と関係がよくなかったけど、生前何らかの理由で離婚できなかったというケースもあり、夫が亡くなった後の義両親の扶養や介護といった面倒をみたくないということから死後離婚を選ぶということも増えてきています。
ただし、子供がいる場合、その子供と義理の親戚の関係は姻族ではなく血族なので、子供まで関係が切れるわけではありません。
そういったところから死後離婚をしたあと子供との関係が悪くなってしまうということもあるようで、出してしまうと取り消すことができない手続きということからも慎重に考えた上で選ぶことをお勧めします。