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お知らせ

【終活】エンディングノートが進まない人へ

更新日: 2020.05.02

世の中が外出自粛という中で、
自宅で過ごす時間が増えていると思います。
人の可処分時間の中で葬儀や終活を考える時間というのは優先順位として絶望的に低いと思いますが、
コロナ禍と言われるこんな時でも待ってくれない問題でもあります。
自宅でもできる終活ということで考えると、エンディングノートがあります。
てんれいに事前相談に来られた方にはお渡ししたりしてますが、最近は雑誌とかMOOKのようなものも本屋さんに行くと目にするので、割と簡単に手にすることはできます。
家族も含めてなかなか外に出ることができず、自宅にいるこということを考えると、
エンディングノートの中でも『家のこと』『資産のこと』を共有しておくということを考えておいてもいいのではないかと思います。
具体的にどんな話になるかと言うと、
まず『家のこと』は、
家の歴史にも関わる話になります。
檀家に入っているかどうか、墓はどこにあるのか、実印やパスポート権利書の類の保管場所、遺言書の有無や例えば葬儀社に相談をしているのであればどこに話をしているのか、どこの会員になっているのか、
というようなことです。
『資産のこと』はそのまんまですが、
預貯金の口座がどこの銀行にどれだけあるか、不動産の有無、生命保険、年金の情報から、クレジットカードの保管場所や最近では携帯電話を含めネットやデジタル環境下でのアカウント情報というものも入ってきます。
エンディングノートは当社調べでエリア内の使用率は10%未満です。
所持率は決してそこまで低くないのですが、ほとんどの人が持ってても使ってない、というのが現状です。
理由の一つは、まだ残しておかなくてもいいだろう、と思っていることなんですが、
こればっかりはいつどうなるかわかりません。
そんなこと言っていても、会社からの帰り道に事故に遭って、死なないまでも意志の疎通ができなくなるかも知れない。
そうなった時に思うことは「やっておけばよかった」になります。
そういう意味でも、年齢もタイミングも関係ありません。思った「今」やる時ではないでしょうか。
勘違いしてる人も多いですが、
エンディングノートにしろ遺言書にしろ、一回作ったらはい終わり、というものではありません。
変化があればその都度変えていけばいいものですし、むしろ変えていくものです。
今からしていただくのは、エンディングノートの叩き台です。
これから終活を進めていく中でのベース作りです。
ひと月にエンディングノートのうち1ページというペースでいいと思います。
時間がある時に、となるとなかなか手を出せない、というか出さないと思うので、
日記を書く感覚ではじめてみてはどうですか。
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