【2分でわかる終活用語】カ行 忌中【終活辞典】
更新日: 2025.02.28
【終活辞典】カ行
『忌中』 ―きちゅう―
忌中とは、
喪中の中で故人の祈りに専念するための期間である
服喪期間は1年と言われていますが、忌中は四十九日の間ということになります。
仏教の中では亡くなってから七日後の初七日から始まって七日ごとに法要があり、それが七回、七七日で四十九日となり、忌が明ける、忌明けとなる。
忌は死の穢れが濃くその穢れが移ってしまうことを避けるために外部との接触を断っていたという期間とも言います。
学校や会社で身内が亡くなった時に休む忌引きというのもここから来ている。
外部との接触を断ち供養に専念する期間ということになります。