【2分でわかる終活用語】サ行 終末期【終活辞典】
更新日: 2025.03.26
【終活辞典】サ行
『終末期』 ―しゅうまつき―
終末期とは、
年齢に限らず病気などの回復の見込みがなく死を予感せざるを得ない状態である
全日本病院協会によると終末期の定義は、
複数の医師が治療によって病気の回復が期待できないと判断すること、
本人や家族、医師といった関係者が納得していること、
そして、その関係者が死を予測して対応を考えることの3つの条件を満たすものを終末期としています。
終末期では、本人の意思も当然大事になりますが、その本人の意思が表に出せない事態になっていることが多いです。
そのために事前にその「自分の意思」を表明しておくことが必要になり、その意思を証明してくれる家族などの存在が必要になってきます。
複数の人で考え方を共有するリビングウィルや人生会議といったことを活用しながら考えていくことが大切になります。