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【マ行】枕経【終活辞典】

更新日: 2022.05.26

【終活辞典】マ行

 

『枕経』

枕経とは、

亡くなってすぐに故人の枕元でまず行う儀式のことをいう。

 

仏教の儀式の一つで、

元々は死んでいく人が不安にならないように死をみとりながらお経をあげた臨終行儀というものにあるとされています。

 

亡くなった人の枕元に枕飾りという線香、ろうそく、花立を供えたものを作り、僧侶に読経していただくものになります。宗派や僧侶の考え方によって、どこで読経するかというのは違います。

枕経を上げた後に葬儀のことについて僧侶と打ち合わせをすることが多く、葬儀という儀式のスタートがこの枕経であるとも言えます。

僧侶によっては、枕経を上げる前までは死ぬ前と捉えて、線香やろうそくを立てずに病気で寝ているのと同じように考える、と言われる方もいます。

 

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