【サ行】四十九日【終活辞典】
更新日: 2022.06.15
【終活辞典】サ行
『四十九日』
四十九日とは、
仏教における忌が明けるタイミングのことで、またその法要のことを指す。
葬儀が終わった後によく初七日という儀式をしますが、本来であれば亡くなってから七日後に執り行う儀式になります。
この儀式、法要は七日ごとに、二七日、三七日と続いて、7回目行われるのが七七日、七日×7回で49、四十九日となります。
この四十九日までの期間を忌といい、本来は故人を弔う儀式を行い外界との接触を断つ期間とも言われていました。その忌が終わる、明けることで日常生活に戻るタイミングとなります。
現在の生活環境では外界との接触を断つことは不可能に近いですが、四十九日という時を節目とすることに違いはないかと思います。
このタイミングで位牌を仮のものから本位牌に替えたり、お骨をお墓へ納めたり、中陰壇から仏壇に安置する場所を移したりと、日常生活の中で供養していく、というものに戻ります。