【カ行】享年【終活辞典】
更新日: 2022.07.08
【終活辞典】カ行
『享年』 ―きょうねん―
享年とは、
亡くなった時の年齢のことである。
「天から享(う)けた年数」、つまりこの世に存在した年数のことを享年と言います。
行年(ぎょうねん)と言う場合もあり、この世で修行した年数という意味で使われているようです。
数え年で示されることが多く、享年と満年齢と両方書いたりする場合もある。
ちなみに数え年は、母親のお腹の中にいる時から年齢を数えていきますが、
年齢を足すタイミングが誕生日ではなく年が明けたらなので、「その年になるはずの年齢」にプラス1歳するというものです。
つまり、その年の誕生日を迎えたあとに亡くなった方は「その年になるはずの年齢」に達しているので「満年齢+1歳」、
誕生日前に亡くなると達していないので「満年齢+2歳」になる。
表記は享年、行年ともに今は「享年(行年)○歳」とつけることが多いですが、享年に関しては「享年○」として○歳と表記しないこともある。