【カ行】香典【終活辞典】
更新日: 2022.08.12
【終活辞典】カ行
『香典』 ―こうでん―
香典とは、
仏教の葬儀で弔意を示すために包むお金のことである。
元々は香奠という字で書かれていました。
「奠」の字は「供える」という意味があり、香をお供えしていたそうで、そこから転じて「香を買うお金の足しにしてください」ということでお金を包んで渡すことになったと言われています。
香典の金額については、
ざっくりと言うと、親族は大体1万円以上で、関係性が近ければ近いほど多く包むことが一般的で、親子関係ともなれば10万円以上包むと言われます。
親族以外であれば大体3000円~1万円くらい包むのが一般的で、すごく世話になったという人や血のつながりはないが普段から親戚よりも親戚づきあいしている方であればそれ以上に包むこともあります。
ちなみに香典は仏教ですが、神道では玉串料、キリスト教なんかでは御花料と言う形で同じくお金を包みます。