【タ行】魂抜き【終活辞典】
更新日: 2022.08.26
【終活辞典】タ行
『魂抜き』 ―たましいぬき―
魂抜きとは、
位牌や墓地から亡くなった方の魂を抜く儀式のことである。
逆に入れることを魂入れと言います。
たまぬきと呼んだり、性根抜き、精抜きと呼ばれることもあります。
そもそも何故亡くなった本人ではない位牌やお墓に向かって供養するかというと、肉体から離れた魂を位牌などに入れていることで供養をなします。
葬儀があると、大体、仮位牌、本位牌、お墓と3回は魂入れをする場面がありますし、墓石に文字を刻むときには事前に魂抜きをしています。
当然墓じまいの時にも関係してきて、改葬なども魂抜きをしてから墓じまい、そして新しい墓地で魂入れをする、ということになります。