【終活辞典】ヤ行

『湯灌』　―ゆかん―

湯灌とは、

亡くなった人をぬるま湯で洗い清めることを言う。

映画「おくりびと」のイメージから一気に全国に認知されるようになりましたが、

必ずしないといけないものではありません。

一般的に湯灌というと、バスタブの中で半身浴のような形で洗い清めるイメージ、業者がきれいにする、というイメージが強いです。

ですが、そもそもで言うと近所の人であったり親戚であったり、コミュニティとして行っていた部分もあり、

地域によっても慣習が違うもので、ご遺体の清拭だけで済ますというところや、広義的にみると病院で施されるエンゼルケアも含まれていたりします。

ぬるま湯で行うため、死後硬直が一時的に解けるという反面、温めることにより腐敗が進むとされたり、メリットもデメリットもある。