【ア行】エンゼル・ケア【終活辞典】
更新日: 2022.11.02
【終活辞典】ア行
『エンゼル・ケア』 ―えんぜる・けあ―
エンゼル・ケアとは、
亡くなった人の身体をきれいにしたりする処置である。
病院で亡くなった方の体を拭いたり、体液が漏れないようにしたり、開いている口や目をふさいだり、化粧をしたりする処置のことを言います。
排泄物の処理をしたり、口や鼻などに綿を詰めたりといった処置も行われます。
昔は鼻から綿が見えていたりしていましたが、今はゼリー状の液体でふさいだりすることもあるので、処置してあるかどうかがわかりづらいということもあります。
死後の処置として捉えると、清拭、エンゼルケア、エンバーミングといくつかありますが、最終的な目的は故人の尊厳を保つよう身綺麗にして送り出すというところにあります。