【サ行】自筆証書遺言【終活辞典】
更新日: 2023.01.27
【終活辞典】サ行
『自筆証書遺言』 ―じひつしょうしょゆいごん―
自筆証書遺言とは、
本人が自筆で書いて残す遺言書の書式の一つである
相続を残す本人が全て自筆で書き、署名捺印することで残すことができる遺言書の形式になります。
おそらくほとんどの人が「遺言書を残す」となった時にイメージするような「本人が書いて残したタンスの奥から出てくる遺言書」というのがこの形式になると思います。
作成する時に誰にも言わずに残せる反面、
本人が亡くなって遺言書が見つかった時にはきちんと書式に則っているのか家庭裁判所にて検認してもらう必要があります。
昔は全て本人が自筆で書かれていないといけませんでしたが、
今は目録の部分はパソコンなどで作成したものに署名捺印したものでも良いとなっています。