【シ行】死生観【終活辞典】
更新日: 2024.01.05
【終活辞典】サ行
『死生観』 ―しせいかん―
死生観とは、
人の生き死にに関する考え方のことである
どのように死にたい、からこそどう生きるか、ということと考えるとわかりやすいかと思います。
宗教的な考え方、哲学的な考え方、また民俗的なものなど捉え方は多岐にわたりますが、
日本人として一番イメージできる死生観は、人は死ぬと転生して次の生へと繰り返していくという輪廻転生ということではないかと思います。
よく死後の世界と言いますが、例えば黄泉平坂であったり、極楽浄土という考え方、キリスト教などで言われる天国というのも死んだらどうなるのかという死生観につながるものですし、
また「武士道とは死ぬことと見つけたり」というような武士道精神や殉教思想とも言うべき騎士道精神などもどう生きるかという死生観に基づくものだと言えます。