【ナ行】納棺【終活辞典】
更新日: 2024.05.31
【終活辞典】ナ行
『納棺』 ―のうかん―
納棺とは、
亡くなった方のご遺体を棺に納めること、またそれに伴う儀式等のことである
単純に棺に納めるということだけでなく、死装束を着せるなど死出の旅に出る準備を整えるということになります。
他にも好きな食べ物を一緒に入れたり、お気に入りの服を着せたり、愛用していたものを一緒に入れるなど、
宗教によっても意味合いが変わったりしますし、地域によってそれぞれの慣習やしきたりがあったりするもので湯灌や清拭などを近所の人が施したり、化粧をしたり決まったものはありません。
昔は身内の方や近所の人がすることが普通でしたが、今は葬儀社や納棺師など業者がすることが当たり前になっています。
その業者によって家の人にも一緒に手をかけてもらう形もあり、この納棺の場を一つの気持ちの区切りをつける場ともなっている。